リーダー研修

目的

現場を引っ張っていくリーダーのマネジメント力の向上のため、まずは現場ですぐに使えるリーダーとしてのスキルを取得させる。

経緯

後輩育成、現場をまとめるスキルを研修した経験がなく、各リーダーが独自の後輩育成を行っていた。 そのため、リーダーの能力にばらつきがあり、人が育つ部署と育たない部署が会社の中に混在する状態になっていた。 他部署の育成状況を知る機会もなく、全国・全部署のリーダーが集まって、意見交換をしながら、リーダーとして必要なスキルを学ぶ場を用意する必要があった。

課題

• 後輩育成、現場をまとめるスキルをしっかり研修した経験がなく、各リーダーが独自の後輩育成を行っていた。
• リーダーとして必要な教える技術「コーチング」を知らないリーダーが多くいた。

※「コーチング」とは
対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術。 相手の話をよく聴き（傾聴）、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促すとするコミュニケーション技法。 ・各部署で仕事が完結してしまう為、他の地域、他部署との関わりが少なく、周りの育成状況に関して意見交換できる場がなかった。

解決策

外部の講師をよんで、一般的なマネジメントスキル「コーチング」を講義形式で学んだ。また各部署に帰ってすぐに学んだことを生かせるように、自社の事例をいくつか挙げ、その事例に対してグループでロールプレイングを行った。全国から社員を集めるため、社外の宿泊付き施設で研修を実施。

成果

• 一般的な研修だけでなく、自社の事例を挙げ各現場のリーダーでロールプレイングすることで、現場ですぐに生かせるスキルを習得。全国、他部署の方とチームを組むことで、今までなかった考え方を吸収することができた。
• 普段やり取りがほとんどない各リーダーが宿泊付きの研修を行うことで、意見交換が活性化した。マネジメントに関しての意見交換だけでなく、各現地で行っている事業や独自の方法などの意見交換もでき、今後の仕事に活かせる交流となった。